温泉開発研究所を運営する湧有限会社は、混浴施設のビジネスコンサルティングを行っています。

温泉源調査

温泉開発の第一段階でありビジネスの要となるのが温泉源調査です。
湧有限会社の温泉源調査では、事前に掘削の可否を判断し、調査の無駄を省きます。
掘削実績が多く、湧出する可能性の高い地域では調査を簡素化し、湧出の可能性の低い地域では開発不可能の判定を行います。

一般的に、温泉源調査は、掘削工事業者の調査部門が行う場合が多く、あくまでも業者側の立場で調査を行うため、調査結果に希望的観測に基づいた期待値が含まれている場合もあります。 湧の調査は、豊富な実績に基づいた第3者的立場からの客観的な調査を行います。専門の地質学者とともに収集したデータを解析し、確実な温泉開発のための資料を提示します。

調査の種類

計画地及び周辺の地質や既存温泉の資料を収集・検討し、計画地の地下の地質や温泉貯留形態の概略を把握する目的で行う調査です。

計画地を中心として電磁探査(CSAMT 法)を実施し、地下深部に至る地質分布(電気抵抗の分布)を詳細に把握します。なお、電磁探査では、計画地周囲状況によりデータに誤差が生じる場合がありますので、表層部のデータを補完する目的で、地下浅部の垂直電気探査を併用する場合があります。また同時に、計画地の周辺の地質露頭を踏査します。踏査では、地下に伏在が予想される地質を周辺地域の地表露頭において観察し、岩相や断層・亀裂等の発達程度を把握する目的で行います。

(1)文献調査及び(2)物理探査の調査を総合的に解析し、温泉開発の可能性、掘削地点及び掘削深度の決定、泉質、泉温、湧出量を推定します。